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電装部品修理

​FIAT500 スターターモーターオーバーホール

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モーターの背中に乗っている三角スイッチが特徴的なスターターモーターです。

室内のレバーを引くと画像の赤矢印の方向に部品が動き、三角スイッチがON。

それと同時にピニオンギヤが飛び出すのですがオーバーランニングクラッチ機構で空滑りが発生し、モーターの駆動を伝えることができません。

このあたりの部品はリプロ品があるので大人しく交換。

​その他も全体的に錆が酷かったのですがキレイに修理が可能です。

アルファロメオGTV エアコンコントロールモジュール修理

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焼けただれたモジュール。
​電気の恐さを感じます。

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​モジュールの中身。

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​新しく製作したユニット。

文字通り火柱の上がったエアコンモジュール。(46415640)

車両全体が燃えずに済んで本当に良かったです。

もちろん偶然起きた事故ではなく、火が出るほどに熱が発生した電気的な理由があります。

かなり大きな電気の流れるラジエターファンへの電流をコントロールするこの部品。

電流の大きさの割に電気的な接触面積が小さく、おそらくは通常使用でも若干の発熱はあるかもしれません。

今回モジュールの再利用は断念。

部品も手に入らないことからモジュールを製作しました。

​電気的にも余裕をもってレイアウトしています。

​マレリ製 オルタネータオーバーホール

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ラベルはマレリ、中身はボッシュのちょっぴり変わった古い発電機です。

チャージランプが微妙に点灯しっぱなしで発電量が足りません

残念ながらダイオードプレートの入手が難しいときはダイオード単体の打ち替えでなんとかなります

その他のメニューは、

・ベアリングの打ち替え。

・スリップリングの旋盤加工。

・外装はブラスト仕上げ。

・ブラシの点検、交換。

・オシロスコープによる出力波形の点検。

・ロータ、ステータコイルの点検

などなど、古い発電機が多いので臨機応変にいきます

古い電装品でお困りの方、ご相談くださいませ

Bosch製 スターターモーターオーバーホール

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ブラシが4つ装着できるタイプですが、今回は2ブラシ仕様です。

写真に写っている個体は絶縁不良によるショートが原因でブラシホルダーの一部が溶解していました・・・

​なんとか元の部品で修理することができました。

 

その他のメニューは、

・ソレノイドスイッチの接点洗浄。

・アーマチュアの点検・整備。

・コンミュテータの旋盤加工・アンダーカット。

・ブラシの点検、交換。

などなど、古いモーターが多いので臨機応変にいきます。

古い電装品でお困りの方、ご相談くださいませ。

​コラムスイッチ修理

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​スイッチ類を再利用する時には隙間からスプレーグリスや接点復活剤などを注入するだけで済ませてしまいそうですが、古いスイッチ接点などにはごまかしでしかありません。

特に旧車の場合、スイッチの接点に多くの電気が流れる箇所も多いので尚のこと注意が必要です。
​状態の悪い接点に多くの電気を流してしまうと加速度的に部品を痛めてしまうことも多いので早めの対策がおすすめです。

​マレリ製 ダイナモオーバーホール

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コンミュテータ(整流子)がかなり細かく刻まれています。
​低速でのチャージを意識した仕様となっています。

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円筒状の変わった形のした機械式レギュレター。
​調整が必要な部品です。

古いアルファロメオに装着されていたマニエッティマレリ製直流発電器。
メタルブッシュタイプの軸受けの為、定期的な注油が必要なのですが
意外と見逃しがちです…

せっかく程度の良い発電機であっても機械式レギュレターの調整が不十分ですとオーバーチャージとなりコイル類の焼き付きに繋がります。

​可能であればレギュレターもセットで送っていただきましたら調整作業も行わせていただきますのでお勧めです。

アルファロメオ コラムスイッチ修理

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スイッチ内部のプラスチック部品も熱により変形しています。

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接点部分が黒ずみ、接点も減っています。

ライトスイッチの修理案件です。
スイッチング不良の原因は部品が熱により溶けていたことが原因でした。
多くの電気の流れる接点の焼けも確認できます。
​ヒューズボックスまでの配線も新調して調子良く使用できる状態となりました。

 

スバル360 スターターモーター修理

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スイッチ接点が焼けるとこんな感じになります。

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スイッチの受け側部品も同様に焼けています…

スタータースイッチを回すとカチンという音がするだけで肝心のモーターが回らずエンジンがかからないという症状。
典型的なスターターソレノイドスイッチの不良です。
エンジンをかけることができない為、出張にてスターターの取り外し及び取り付け作業となりました。

写真でもわかる通りスイッチ接点の状態が悪いです。
かなりの電気が流れる箇所ですので接点も減っていしまっています。

​今後長い間、整備の必要が無い様にその他の部分もオーバーホールして完了です。

 

ジャガー XJ6 スターターモーター修理

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​浮いていたブラシ

LUCAS製 26252B
12V車のスターターモーターでは最大級の大きさです。

急にパワーが無くなり、エンジンを回すのも弱々しくなってしまったとのことで修理持ち込みいただきました。

中身を確認してみると4つあるブラシの1つが浮いてしまっていました。
​ブラシのあたり面が黒く焼けているのが何よりの証拠です。

長年の使用によりブラシとホルダーの間にブラシカス等が溜まり、動きが悪くなっているのが原因の様です。

​修理自体は難なく終わりましたが、その他の部品も全て洗浄・調整済みです。

 

Informationfor

​代表 : 玉岡 賢彬

​Address : 大阪市平野区瓜破南1丁目2-1

Tel : 080-3039-6102

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